イラン協議難航、米長期金利が19年ぶり高水準
おはようございます。今週は重い幕開けとなりました。トランプ大統領がイランのホルムズ海峡再開提案を退けたことで原油が再び上昇し、米10年債利回りは5.24%と19年ぶりの高さをつけました。
金利上昇の理由は戦争だけではありません。原油高で物価への不安が強まるうえ、政府の赤字も膨らんでおり、債券を買いたい人が減っているのです。FRBのクック理事も、AI関連の設備投資ブームが今後数か月は物価を押し上げる可能性があると述べ、金利がすぐ下がる雰囲気ではありません。ドイツ10年債利回りも2009年以来の高水準でした。
寄り付き前の空気は重く、ダウ先物は300ポイント超下落し、金利に敏感なハイテク株が最も売られました。オープンAIが事故を受けて最先端モデルの学習を止め、点検に入ったと伝わり、半導体株も揺れました。一方でJPモルガンは、調整を経て半導体は買い直せる水準だと見ています。
明るい材料は、米中がそれぞれ300億ドル分の商品の関税を下げることで合意した点です。おもちゃやスポーツ用品など身近な品が対象ですが、レアアースの問題は残ったままです。
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