原油と金利が一服、株は反発で一週間を終えた
おはようございます。昨夜のニューヨーク市場は、ジェットコースターのような一週間を反発で締めくくりました。2日続落のあと金曜日は指数が上昇し、カギを握ったのは原油と金利です。米国とイランがホルムズ海峡を段階的に再開する案を協議しているという報道で原油が下がり、国債利回りの上昇もいったん落ち着きました。
ただ金利は一息ついただけで、リスクが去ったわけではありません。10年債は5.1%近辺にとどまり、一部の年限では約25年ぶりの高さをつけました。シュワブは年内にもう1回の利上げは確実で、2回目も可能性が高いと見ており、モルガン・スタンレーはドル安予想が誤りだったとして撤回しました。このため来週の9月雇用統計が強ければ、株も債券もそろって揺れかねないとの警告が出ています。
首脳会談の成績表は、中身より見栄えに近いものでした。11月に切れるはずだった貿易休戦は延長されたものの、AIの脅威への共同対処では合意できませんでした。貿易の詳細は月曜日に公表されます。AIでは、今年のAI関連社債の発行が5000億ドルを超えたとの集計が目を引き、この借金がAI投資ブームの弱点になりうるという指摘が増えています。
暗号資産では、取引所ビットゲットが3億ドル超のハッキングを受けて出金を停止しました。北朝鮮のハッカー集団の関与が疑われており、同社は利用者の資産は安全だとしています。
briefing.watch
月曜日の米中貿易合意の詳細公表
休戦延長のほか、関税とレアアースで何が盛り込まれたか
来週の9月雇用統計
強ければ10月の追加利上げ観測がさらに高まる可能性
米国とイランのホルムズ段階的再開協議
合意の成否で原油が大きく動きうる